当院の施術の理論には…
構造医学の理論「重力が体に与える影響」や「生理冷却の重要性」や「生理歩行の重要性」を基本とした施術を行っています。
重力や冷却や歩行がなぜ腰痛やひざ痛などの身体の不調を改善するのに必要か一つずつご説明させて頂きます。
1重力が体に与える影響
重力は私たち人間が、地球上で生活している限り毎日身体に影響を受けているものです。
この重力を立った状態で受けると言う事は人間の身体や健康に大きく影響していると言うことが明らかになっています。例を挙げると宇宙飛行士は、宇宙から帰ってくると筋肉が衰えているだけではなく血圧の調整がうまくいかない、骨密度が低下している、貧血、視力の低下など【老化現象】に似た症状が身体に起こります。しかし、この老化現象に似た症状は地球に戻ってきた後に重力の影響を受ける事によって回復していきます。
私たちが、日常生活の中で宇宙で過ごしていた宇宙飛行士の方と同じ状態になってしまう事とは、【寝たままの状態でずっといる】と言う事です。後でお話しする歩行の重要性に繋がってきますが、寝たままで重力を受けていても十分にその恩恵を受ける事は出来ず、立って歩くと言う事が人間の健康維持には大事になります。
2生理冷却の重要性
生理冷却と言うと堅苦しい言い方になりますが、スポーツをされている方でしたら一度は行った事がある氷を使って捻挫や打撲をした患部を冷やし炎症を抑える【アイシング】の事です。
アイシングは、捻挫や打撲やぎっくり腰などの急性期の炎症を抑える為に行う物とされていますがアイシングには、その他にも別の効果があると言われています。ここで言うアイシングの効果とは、ウオーキングなどの運動をした後、関節には余分な熱が溜まってしまい関節包と言う関節を包んでいる袋を熱膨張させてしまい痛みを発生させてしまう事を防ぐ効果や人間の関節には、関節液と呼ばれる潤滑油みたいな物がありその関節液を適切な粘度に保ち関節の動きをよくする効果もあります。
3生理歩行の重要性
最後に歩行の重要性です。重量の重要性でも言いましたが人は立って歩く事によって重力の恩恵を受け身体の様々な部分が健康維持されています。歩く事によって各関節へ圧力が加わり関節液が出て関節が潤滑されたり、骨への刺激で骨密度がアップしたり、血流が良くなり凝り固まった筋肉が緩んだりと歩く事によって身体への影響はこの他にもたくさんあります。ただ、歩く事が健康維持に大事と言われているからと闇雲に歩いてしまっていては逆に体を壊してしまう事もある為注意は必要です。
当院の施術は、このような理論を踏まえて施術を受ける方のお身体の状態をカウンセリングによってしっかりと確認させて頂き正しく歩ける身体つくりを目標に痛みの伴わない骨盤調整やご自宅でも出来る体操などを行い長い間改善しなかったお身体の悩みを根本から改善していきます。